ユニチカ子会社の耐火スクリーン【拡大】
現時点では改修や点検などに必要な費用は把握できていないといい、16日に大阪市内で記者会見したユニチカの上埜修司取締役は「業績への影響は明らかになっていない」と説明した。
ただでさえ、ユニチカは27年3月期連結決算で370億円の最終赤字を見込むなど、経営状況は厳しい。改修や点検などで多額の費用がかかると、再建の重しになるのは避けられない。
ユニチカはグループ全体の問題として、一丸となって顧客対応に努める方針だが、ブランドイメージの低下などを通じ他事業にも悪影響が及ぶ可能性もある。
新生ユニチカにとって今回の不祥事発覚は、まさに「痛恨の極み」(上埜取締役)といえそうだ。