□よしもとクリエイティブ・エージェンシー執行役員 永谷亜矢子
見るだけでなく、自身で体験し、心を躍らせる体感が、強い共感を呼び覚まし、大きなうねりをつくっていく。11月22、23日、日本が世界に誇るガールズカルチャーを集結させ、史上最大規模で展開する「スーパーガールズエキスポ」が台北で開催された。現在進行形で動く台湾の空気を鋭敏にすくい取り、あこがれのまなざしが注がれている最新の日本のトレンドやスタイルをクールかつ濃密に伝えていく体験型イベントを成功に導いた。
躍動する台湾の象徴として世界一の高さを誇ったランドマークの台北101に近い街の心臓部に巨大なテントが設営され、ファッションやビューティーはもとより、グルメにスイーツ、音楽、アート、さらにお笑い、日本の地域産業などを延べ4万人もの来場者が目の当たりにした。ファッションショーにライブ、トークがステージで次々と繰り広げられ、会場内には撮影コンテンツがいくつも用意された。日本からファッションスタイリストやメーキャップアーティストらが参加し、体験ブースには終日、長い行列が続いた。
来場者は思い思いに写真を撮り、それぞれが感激の言葉とともにSNSに発信して自らは主人公となり、共感を呼ぶメディアそのものとなっていく。台湾中から108もの媒体が取材に訪れ、情報がボーダーレスに拡散していった。