【クールジャパンの匠たち】「ガールズカルチャー」台湾に熱気 (2/3ページ)

2014.12.20 05:00

永谷亜矢子氏

永谷亜矢子氏【拡大】

  • 台北で11月に行われた「スーパーガールズエキスポ」では、さまざまなジャンルに及ぶ日本のガールズカルチャーが紹介され、延べ4万人の来場者でにぎわった
  • 体験型の展示ブースとともにステージも設けられ、2日間で約60ものライブやファッションショーが展開された

 「来場者が体験し、思いを発信することからマーケティングがなされ、ニーズが掘り起こされます。ライフスタイルは多角化し、女の子が心を動かすものも大きな広がりをみせているのは、日本でも海外でも同じです。台湾では、現地の流行を紹介しながらリアルな日本の情報を届ける人気番組を昨年から一緒に制作して意識喚起の下地もつくり続けています。ライフスタイルを充実させたいという思いにクオリティーの高い日本のコンテンツは大きな訴求力を持ち、ブランディングされ、新たな流通が生まれればと願っています」

 2005年に始まった東京ガールズコレクション(TGC)でチーフプロデューサーを務め、新しい空間メディアを創生した。幅広いカテゴリーのコンテンツを集約し、さまざまな媒体と連動させて、TGCでしか体験できないスタイルを提案してきた。台北では一昨年から2年連続で「スーパーガールズフェスタ」を開催し、今年4月には大阪で「日本女子博覧会」を開いている。パワーアップされた今回のイベントではJ-LOP(ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金)を受け、日本のカルチャー発信に新しい可能性を開いたと高い評価を受けた。

 「アジアの主要地は会場が不足しているので、今回は屋外の巨大な駐車場を使い、テントを設営するという新たなイベントのモデルケースをつくりました。モデルやアーティスト、芸人など登場者とコンテンツを優先させたものづくりをして、日本の良いものを最良の形で伝えたいと考えました。情報誌の編集からものづくりに携わり、人がいかに心を動かすかを学ばせていただきました。日本人は緻密で、繊細なものづくりはライフスタイル全般で非常に高いクオリティーを誇っています。地域産品や伝統工芸も含め、日本のすばらしさをより広く伝えていきたいと願っています」(谷口康雄)

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