【北海道発 元気印】コスモメカニクス 軽量、低振動の電動刈払機で事業拡大 (3/4ページ)

2014.12.25 05:00

「コアレスモータ」の組立ライン=北海道旭川市の本社工場

「コアレスモータ」の組立ライン=北海道旭川市の本社工場【拡大】

  • 石狩川の土手の芝を刈る電動刈払機の実証実験
  • 「I・Kコアレスモータ」の「電機子回路」

【会社概要】

 ▽本社=北海道旭川市豊岡5条4-2-11

 ((電)0166・34・8891)

 ▽設立=1999年

 ▽資本金=6505万円

 ▽従業員=7人

 ▽売上高=1億円(2014年1月期)

 ▽事業内容=電動刈払機、モーター、発電体の開発設計、製造販売

                   ◇

 ≪インタビュー≫

 □岩谷公明社長

 ■小型発電体製品化で風力発電効率化

 --林業用の機械にかかわったのは

 「1968年に叔父の製材機械メーカーに入社してチェーンソーの開発に携わった。こうした縁があって、90年には林野庁から依頼を受け、電動刈払機用の電池を開発するため、コスモサークルとして独立した。ここから小型軽量で高出力、低振動といった特長を持ち、低価格の電動刈払機に特化した研究開発が始まった」

 --コアレスモーターを使った最初の製品は

 「99年には、コスモメカニクスという会社を設立、電動刈払機用にニッケル水素電池やモーターを開発した。ちょうどそのころ、銅メッキやエッチングの技術を研究していた片山直樹氏(現・北海道立総合研究機構ものづくり支援センター長)と知り合いになることができた。技術的、理論的な指導を受けるようになってコアレスモーターの開発が加速し、2005年に最初の電動刈払機を作った」

 --新製品を開発した

 「来年4月に発売する電動刈払機は、出力を従来の250ワットから350ワットにパワーアップし、電池もニッケル水素電池からリチウムイオン電池に替え、重量が2.6キロから1.6キロに軽量化した。出力を高めたことで回転力が増し、安全性が高いナイロンカッターの使用が可能になり河川、公園などでの作業性が広がった。この技術を風力発電体にも応用し、風速2~3メートルの微風でも電機子回路が円滑に回転して発電できるようになった」

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