研究グループは、厚さ1.4マイクロメートルのポリエチレンテフレタレート高分子フィルムに、有機トランジスタの集積回路を作成し、生体と直接接触する電極部分だけにこのゲルを形成した。集積回路は4.8ミリ四方に144個のセンサーを配列したもので、対象物がダイナミックに動いても壊れず、100%の圧縮ひずみを加えても、電気性能が損なわれないことを確認した。
また、新型ゲルは粘着性があるため、湿った生体組織と良好な接触を維持でき、生体組織が動いても、生体表面と接触している電極がずれたり剥がれたりしないため、ラットの心臓表面や、人の皮膚の上で良好な計測を行なうことができた。
将来的には、体内埋植型電子システムへの応用が期待されるという。