■ICT建機で人手不足の現場に貢献
--排ガス規制対応機の消費税増税前の駆け込み需要の影響は
「2014年度は影響が出ているが、国内は復興も本格的に進んでいるほか、土砂崩れなど自然災害の復旧対応や東京五輪をにらんだ動きもこれから出てくる。15年度は市場の環境が良くなるとみている」
--ただ、海外では中国などが厳しい状況だ
「全般的に経済が強い北米は好調だが、特に中国は厳しい。15年3月期の上期(4~9月期)は前年同期比25%減、10月は40%減となっている。1年の4割を稼ぐ15年の春節期は、14年の2~3月の水準を上回るのは厳しいのではないか。欧州経済も全体にしめりがちで、07年以降厳しい状況だが、足元は横ばいからやや上向きという状況だ。ロシアや新興国は長期的には成長していくとみているが、足元では通貨安などを気をつけながらみていきたい」
--自動運転が行えるICT(情報通信技術)建機の販売が好調だ
「ICT建機は、ブルドーザーも油圧ショベルも好評だ。日本ではまずレンタルでビジネスを進めており、さらに配置を増やす。欧米での販売は堅調で、15年1月の状況を見て、必要に応じ増産に入る。国内は、建設現場などの人手不足の影響から需要が多く、生産性向上にも寄与できる。熟練オペレーターでなくても操作できるという点が重要だ」