--海外展開をどう進めていくのか
「長期的には海外売上高比率を現状の1割強から2割に引き上げたい。東京五輪後には国内の建設需要が減少する懸念があり、将来の収益の柱の一つとして海外事業を育てる。仕事の量を増やすには日系企業だけでなく、現地の資本や政府、多国籍企業との取引拡大が重要。注力する地域としてはアジアが主体になる」
--15年6月で、社長就任から丸8年となる
「風通しがよく、縦割り主義のない会社にしたいと思ってやってきたが、まだ道半ばの一面がある。組織面では、団塊世代が役職に就いた時代に増えたポストや部署を統合するなど、シンプルにする必要がある。ものづくりに近いところに人材が集まるようにしていくことが重要だ。将来に向け、もっと効率の良い組織をつくる取り組みを進めたい」(森田晶宏)
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【プロフィル】宮本洋一
みやもと・よういち 東大工卒。1971年清水建設入社。執行役員北陸支店長、専務執行役員九州支店長、営業担当などを経て、2007年6月から現職。東京都出身。