【ハノイ=森田晶宏】ベトナムの首都ハノイで4日、空の表玄関であるノイバイ国際空港の「第2旅客ターミナルビル」と、同空港とハノイ中心街のアクセスを改善する大型の道路橋「ニャッタン橋(日越友好橋)」の完成式典がそれぞれ開かれた。
両事業は日本が計1千億円超の円借款を供与、官民連携のインフラ輸出の「橋頭堡(きょうとうほ)」として注目される。式典には日本からも太田昭宏国土交通相が出席した。
第2旅客ターミナルビルは、急増する旅客需要に対応するために新設され、大成建設などが施工し、すでに昨年末に開業した。
ニャッタン橋はホン川(紅河)にかかり、全長3755メートル。複数の塔から斜めに張ったケーブルを橋桁につないで支える「斜張橋」部分の長さは東南アジア最大の1500メートルに達する。IHIインフラシステムや三井住友建設が工事を手掛けた。
式典終了後、太田国交相は「ベトナムの発展にとって画期的だ。日本との協力関係を強化し、戦略的なパートナーシップを増進するために努めたい」と述べた。