ガーナで成功すれば他のアフリカ諸国やインド、東南アジアなどへの販路拡大も検討する。
ガーナは急速な経済成長が続いているものの、経済格差が激しく、貧困と栄養不良が問題になっている。特に乳幼児期の栄養不良は身体や精神の発達を阻害するため、母乳を与える母親の栄養状態を改善することが重要課題として浮上している。
味の素は、アミノ酸の製造・利用技術に強みを持っており、この技術をいかした途上国支援を進める方針。アフリカの中でも比較的、政治が安定しているガーナは、栄養食の開発に取り組むのに適しているとみている。
企業戦略面でも、アフリカにはエジプト、コートジボワールなど5カ国に拠点を設けるなどしているが、アフリカ全土での展開はこれから。ガーナを起点に味の素の名を浸透させ、将来の本格展開の下地にしたい考えだ。