◆モニターで左前方カバー
クルマの危険性について十分理解できず、クルマの影などにしゃがみ込んで遊ぶことが多いのも、幼児の行動の特徴の一つだ。特に、車高の高いクルマの場合などでは、左前方のタイヤ付近が見えにくい。ここでうずくまって遊んでいる子供が居てもしっかり確認できるように、車高の高いCX-5に採用したのが、サイドモニターシステムだ。助手席側ドアミラーに内蔵したカメラで死角エリアの情報をキャッチし、車内のディスプレーに映し出す。広範囲をカバーする一方でタイヤ付近を中心に大きく映し出すレンズ設計を採用し、小さな子供がいた場合しっかりと確認できるよう配慮している。もちろん、道幅の狭い道路での脱輪防止にも有効だ。
運転者がキーを持ったまま荷室への荷物の積み下ろしを行うことは、日常少なからず経験するシーンだ。しかし、通常のキーレスエントリーシステム(電子キー)の場合、大人が目を離した一瞬、子供が運転席に移ってエンジンを誤始動する可能性もある。子供は大人のすることをよく見ており、ともすればそのまねをしたがるもの。マツダでは、荷室エリアに鍵があってリアゲートが開いている場合にはエンジンが始動しない、エンジン誤動作防止機能付きの“アドバンスト キーレスエントリーシステム”を12年以降各車種に導入している。
◆車酔い防ぐ運転サポートも
さらに、クルマに乗っている子供の快適性を損なう大きな要因である車酔い対策にも取り組んでいる。車酔いの主な原因である揺れに着目し、運転時の加速度変化を調べて指標化。子供を車酔いさせにくい、スムーズな運転操作の習得をサポートするi-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)を開発。