しかしシェール開発の現場では大変動が起きている。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米エネルギー企業が抱える負債は、10年には1280億ドル(15兆3600億円)だったが、直近のデータでは1990億ドルまで約55%上昇。一方、原油価格は08年のピークから約3分の1まで値下がりした。
シェール開発企業では、原油の売却収入の減少により負債の返済が滞るケースが出ているとみられ、「資金の貸し手が開発企業に対し、さらに原油価格が下落した場合の返済計画や資産の売却を求めている」(アナリスト)との指摘も出ている。
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズによると、リグと呼ばれる掘削施設の数は2日現在で1482基で、昨年10月から減少傾向をたどっている。また昨年末にはメキシコ湾で石油開発を手がける企業が300人超の従業員を一時解雇するといった動きも報じられた。