【ビジネスのツボ】トヨタ「ランクル70」待望の復活 若者の心つかむ武骨さ (1/4ページ)

2015.1.19 06:43

 ■待望の復活 若者の心つかむ武骨さ

 トヨタ自動車が1年間限定で10年ぶりに復活させたスポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」の70シリーズ(通称ランクル70)が好調だ。2014年8月25日の再発売から3カ月たった同年11月末時点の受注数は約5600台に上り、販売目標(月200台)の10倍近いペースで売れている。快適さを犠牲にしてでも耐久性、走破性を徹底的に追求した武骨な姿が、従来の熱狂的ファンに加えクルマ離れが進む若者たちの心をも捉えている。

 燃費批判覚悟の限定販売

 「うわぁ、すごいぞ。このクルマ」。12年4月、愛知県豊田市にあるオフロードコース「さなげアドベンチャーフィールド」に、豊田章男社長の声が響いた。

 この日、トヨタの役員を集めたランクルシリーズの試乗会が開かれ、急斜面やぬかるみなどの悪路をものともしない屈強な走りに歓声が上がった。

 試乗会を企画した開発責任者の小鑓(こやり)貞嘉チーフエンジニアは頃合いを見計って切り出した。「04年に販売終了した70の発売30周年が14年に来ます。もう一度(ラインナップに)戻せませんか?」。すでにランクルファンとなっていた役員たちから反対意見は出なかった。小鑓氏は心の中でガッツポーズをした。

「4WDの王者」とも呼ばれるランドクルーザー

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。