主力小型車「ゴルフ」をPRするフォルクスワーゲングループジャパンの庄司茂社長【拡大】
背景には、世界で原材料や人件費など生産や輸送のコストが上昇していることがある。VGJは円建てで輸入しており、円安の影響を受けるわけではないが、ドイツの本社が生産コストの上昇などで出荷価格を上げたという。
アベノミクスで物価上昇が進み、値上げしやすい環境になっていることも後押しする。値上げを発表していないブランドでも、新型車を投入する際に高めの価格を設定する場合がある。
国内新車販売は、高価格の輸入車と維持費が安い軽自動車が売れる“二極化”が鮮明になっている。輸入車各社は今年についても、アウディが過去最高だった前年を5~10%上回る販売を目指すなど、強気だ。
ただ、4月からはエコカー減税の燃費基準が厳しくなる。ハイブリッド車などに燃費で劣る輸入車のガソリン車は減税が受けられなくなる場合があり、販売に水を差す恐れもある。