キリンビバレッジが発売する炭酸飲料「メッツグレープ」(左)と「オレンジ」=21日、東京都千代田区の大手町ファーストスクエア(平尾孝撮影)【拡大】
清涼飲料大手のキリンビバレッジは21日、2015年(1~12月)の事業方針説明会を開き、炭酸飲料大幅強化などの戦略を説明した。国内市場はほぼ横ばいと見る中で、同社の飲料全体の販売を2億500万箱と、6%増を見込む。なかでも主力炭酸飲料「メッツ」の販売数量を前年比2.1倍の1250万箱に設定するなど、炭酸飲料を牽引役に据えている。
同社は3月3日に、「メッツ グレープ」と「同オレンジ」を発売する。販売が好調なフルーツ系炭酸ジャンル。従来に比べ、カロリーを70%カットし、炭酸を強めにするこれまでにないタイプの商品に仕上げている。190ミリリットルの缶から1.5リットルペットボトルまでサイズ別のバリエーションを多くしたことで、自動販売機、コンビニエンスストア、量販店など多様な販売形態に柔軟に対応できる。主力の480ミリリットル入りペットボトルは税抜き価格が140円。
炭酸以外でも缶コーヒー「ファイヤ」で7%の販売増、昨年投入したプレミアム飲料「別格」についても2倍強に設定するなど、強気の販売計画を打ち出している。