ディーゼルエンジン車「GL350ブルーテックフォーマティック」を披露するメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長=22日、東京都港区六本木のメルセデス・ベンツコネクション【拡大】
メルセデス・ベンツ日本は22日、7人乗りスポーツ用多目的車(SUV)「GLクラス」にディーゼルエンジン車を追加し、同日から注文を受け付けると発表した。力強い走りや低燃費が売りのディーゼル車は販売好調で、需要を取り込む。合わせて、4月から全車種で平均2%の値上げを行うことも発表した。
発売するのは、排気量3リットルのディーゼルエンジンを搭載した「GL350 ブルーテック フォーマティック」。価格は1千万円で、GLで最安にした。
すでに5人乗りSUV「Mクラス」や四輪駆動車「Gクラス」では、ディーゼル車が7割以上を占める。騒音や振動などのマイナスイメージも払拭されつつあり、走行性能をアピールし、販売増につなげる。
年内には日本初となるディーゼルエンジン搭載のハイブリッド車も投入する。
一方、原材料費や輸送コストが増加しているため、一斉値上げに踏み切る。
今年は昨年(6万834台)を上回る販売を計画するが、エコカー減税の基準厳格化なども予定されており、「2ケタ増は目指さず、6万台を維持する態勢づくり」(上野金太郎社長)に取り組む構えだ。