スズキ首位奪還の原動力「S-エネチャージ」 独自の“ハイブリッド技術” (2/4ページ)

2015.1.26 07:08

S-エネチャージを搭載し、クラストップの燃費を達成したスズキの「ワゴンR」

S-エネチャージを搭載し、クラストップの燃費を達成したスズキの「ワゴンR」【拡大】

  • スズキが開発した低燃費技術「S-エネチャージ」の仕組み

 仕組みはこうだ。車が減速する際のエネルギーを利用してISGで発電し、リチウムイオンバッテリーともう1つの鉛バッテリーに充電する。その電気でオーディオやヘッドライトなど電装品の電力の一部をまかなう。

 さらに、燃料を多く必要とする加速時に、ISGがモーターアシストを行うことで、加速性能は維持したままエンジンの燃料噴射を少なくし、燃料消費を抑制できる。

 またISGはスターターモーター機能を持っており、アイドリングストップからのエンジンの再始動をベルトを使って静かでスムーズに行ってくれる。

 一般的に自動車は、オルタネーターと呼ばれるエンジンの回転を利用した発電機を搭載。発進や加速の際にも常時発電が行われており、結果的に燃料消費が増えてしまう。

 S-エネチャージは、減速時に集中的に発電することで、エンジンに負担をかけず、燃費を無駄にせず稼ごうというのがコンセプト。「より燃費を良くするという競争は続く」(鈴木修会長)中でスズキが出した一つの回答だ。

発電機の効率アップと同時に、充電した電気の受け皿となるバッテリーを2つ用意

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