スズキ首位奪還の原動力「S-エネチャージ」 独自の“ハイブリッド技術” (3/4ページ)

2015.1.26 07:08

S-エネチャージを搭載し、クラストップの燃費を達成したスズキの「ワゴンR」

S-エネチャージを搭載し、クラストップの燃費を達成したスズキの「ワゴンR」【拡大】

  • スズキが開発した低燃費技術「S-エネチャージ」の仕組み

 軽の良さ生かす

 発電機の効率アップと同時に、充電した電気の受け皿となるバッテリーを2つ(リチウムイオン・鉛)用意した。その点は、ワゴンRが12年に全面改良した際に搭載した「エネチャージ」と同じだ。

 しかし、エネチャージがバッテリーにためた電気をオーディオなど電装品のみに使うのに対し、S-エネチャージは駆動力にも使用している。このため、ISGは発電効率をエネチャージ用の発電機よりも3割向上させた。

 もっとも、専用のモーターや大容量バッテリーを搭載するハイブリッド車(HV)と違い、モーター走行はできない。ただ、軽自動車にHVシステムを搭載すれば、軽自動車の持ち味である低価格やコンパクトなサイズを維持できなくなる恐れがある。S-エネチャージなら、軽の良さと低燃費を両立できる。

昨年末時点でのS-エネチャージ車の割合はワゴンR全体の約6割を占める

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