2014年4~12月期の決算発表がピークを迎え、報道各社の棚に資料を配る企業の担当者ら=30日午後、東京都中央区の東京証券取引所【拡大】
新日鉄住金は、15年3月期の最終利益が従来予想の増益から減益になる見通し。「原油安でシームレス(継ぎ目なし)鋼管事業の経営環境が大幅に悪化した」(太田克彦副社長)ため、同鋼管を生産するブラジルの関連会社を減損処理したのが響いた。富士通の塚野英博最高財務責任者(CFO)は「対円で通貨高となっている欧米の一部企業からは商談が取りにくくなっている」と行き過ぎた円安を懸念する。
日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者(CEO)は30日の記者会見で、「全体的に日本企業のビジネス環境は悪くない」と指摘したが、来期は各社の本当の実力が試されることになる。