ホンダやトヨタ、最高峰レース復帰の狙いは 自動車各社、モータースポーツ強化 (1/3ページ)

2015.2.11 06:20

 国内の自動車メーカーが相次いでモータースポーツ活動を強化している。ホンダは10日、自動車レースの最高峰フォーミュラワン(F1)への復帰を3月に控えて記者会見を開き、今シーズンの参戦車両を日本で初めて公開した。トヨタ自動車も2017年に世界ラリー選手権(WRC)に再参戦する。ブランドイメージの向上で苦戦する欧州市場などのてこ入れを図るだけでなく、エンジン技術や車体の耐久性などをレースで磨き、市販車に反映させる狙いもある。

 ホンダは英名門チーム「マクラーレン」にエンジンなどを提供し、豪州で3月15日に今シーズンの初戦を迎える。伊東孝紳社長は「(創業者の)本田宗一郎の英断でF1に参戦してから半世紀以上。四輪メーカーとして実力を磨いてきた真価を発揮したい」と強調した。

 リーマン・ショックで経営が悪化した08年以来、7年ぶりの復帰となる。主力車「フィット」のリコール(回収・無償修理)などでブランドイメージの低下が指摘される中、社内からは「強いホンダの復活につなげたい」とする声が上がる。

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