11日放送のフジテレビ系「残念な夫。」から。妻、知里(倉科カナ)が働きに出ることになり…【拡大】
民放幹部は「数字は2話目以降で変動しており、初回だけを比べて、どうこう言うのは難しい。録画再生率の場合、クールを通して比較した方がいいのかもしれない」と指摘している。
営業活用は慎重姿勢
録画再生率は、録画機器の普及で広がった新たな視聴実態を示す指標として期待されている。ただ、リアルタイム視聴率を基に営業活動を行う民放は、いずれも新指標の扱いに慎重な姿勢を示している。
フジテレビの亀山千広社長は1月30日の記者会見で、「録画再生率の結果が自己満足になってはいけない。とにかく大切なのはリアルタイムだ」と強調。別の民放幹部も「参考値にすぎない」と語り、録画再生率を営業活動に活用することには否定的な見方が根強い。