大丸松坂屋百貨店が、富裕層向けオリジナル旅行商品の販売に乗り出す。今年3月の名古屋店を皮切りに、取り扱う店舗を全国に広げる方針だ。自社顧客のニーズを反映した高額の海外旅行などを扱い、訪日外国人と並んで収益回復の柱となっている富裕層の取り込みを強化する。
扱う商品はビジネスクラスを使う80万~100万円程度の欧州旅行や、10万円台の1泊2日の国内旅行などを想定している。
大丸松坂屋は昨年10月、国内・海外の旅行契約すべてを扱える「第1種旅行業」に登録。自社で企画する旅行商品を販売できるようになった。それまでは自身で旅行契約を行えない「第3種旅行業」に登録しており、ほかの旅行会社が企画した商品しか販売することができなかった。
旅行商品を自ら企画できるようになり、自社顧客の要望や好みを最大限反映した商品を提供することができる。例えば、ほかの旅行会社の商品にはない目的地や宿泊ホテルをプランに組み込むことも可能になる。