JX日鉱日石エネルギーが開設した水素ステーション=平成26年12月11日、神奈川県海老名市【拡大】
こうした状況を受け、トヨタ、日産自動車、ホンダの3社は水素ステーションの整備を共同で支援する方針。運営費用の一部を負担するなどして、なんとか設置を加速させたい考え。JXや岩谷は、採算割れ覚悟で水素価格をハイブリッド車の燃料代並みの1キログラム当たり1千~1100円(税抜き)に設定した。
しかし、「FCVの本格普及は水素社会を世界にアピールする5年後の東京五輪以降だろう」(JX幹部)との声も漏れるなど、インフラ投資のペースはなかなか上がりそうにないのが実情だ。(宇野貴文)