「空の駅」にエレベーター設置へ 旧余部鉄橋の高さ41・5メートル体感 (1/2ページ)

2015.2.20 11:18

コンクリート橋と並行して設置された「空の駅」。29年春にエレベーターが整備される=兵庫県香美町香住区

コンクリート橋と並行して設置された「空の駅」。29年春にエレベーターが整備される=兵庫県香美町香住区【拡大】

 兵庫県香美町香住区の余部鉄橋の一部を利用して、平成25年5月にオープンした展望施設「空の駅」に、エレベーターが設置されることになり、町は27年度の実施設計に向けて5110万円を計上した。29年春の完成を予定している。

 「空の駅」は、余部鉄橋(高さ41・5メートル、橋長310メートル)を22年にコンクリート橋に架け替えたことで、橋脚の一部を保存し、県が余部地区の新しい観光施設として整備した。

 コンクリート橋そばには、JR山陰線・餘部駅と道の駅「あまるべ」があり、展望施設は地上約40メートルから日本海と海辺の集落の眺望、旧余部鉄橋の高さを体感できる。町は、年間約14万人が「空の駅」を訪問したと推計している。

 しかし、展望施設までは急傾斜の階段を利用しなければならず、お年寄りや子供連れに不評で、地元から「早期にエレベーターを整備してほしい」と強い要望があった。

エレベーターが整備されることで、観光客増が期待できる

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