東海道新幹線の京都-新大阪間の高架下で発生した火災で、始発から運休や遅れが出たJR新大阪駅では22日朝、東京方面などに出張に向かう会社員らが慌てた様子で駅員に状況を確認する姿が目立った。東西の大動脈が麻痺したことで早朝から出張サラリーマンの足は大幅に乱れた。
新大阪駅では、駅に到着後に運行の乱れに気付く人がほとんどで駅員に状況を確認し、仕事先に連絡を急ぐ人の姿が目立った。
横浜で会議があるという化学メーカーの男性会社員(46)は「年に1度の会議があるが間に合いそうにない。とりあえず今から連絡します」と困惑した様子で話した。
上京を予定していた兵庫県西宮市の男性会社員(52)も「徹夜で会議書類を準備したのにこれでは意味がない。遅れをどう報告してよいか」と悩んだ様子。
下り線でも米原付近で停車を余儀なくされた愛知県知多市の男性(38)は「作業アナウンスで待つしかないと腹をくくったが、140分の遅れとは…」とうんざりした口調で目的地に急いだ。