“とんでもない速さ”目指す韓国版新幹線 それ必要?在来線走って大丈夫か? (1/5ページ)

2014.11.22 17:15

韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)

韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)【拡大】

  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)

 最高設計速度が時速500キロを超えるというリニア中央新幹線。日本が誇る、この「夢の超特急」をはるかにしのぐ高速鉄道が、ある国で開発中だということをご存じだろうか。

 目標とする最高速度はリニアを上回る時速600キロ。東京-大阪間なら、1時間足らずで走破してしまうという、とんでもない速さだ。そんなスピードが果たして必要なのか、そもそもどうやって安全性を確保するのかという素朴な疑問はひとまず置いておくとして、このスーパートレインに国の威信をかけているのはどこかというと…。そう、お隣・韓国だ。

 韓国の狭い国土に必要?

 決して夢物語ではない。韓国では「HEMU-430X」、通称・ヘム(海霧)と呼ばれる車両が昨年3月、すでに試験走行で時速421キロの最高速度を達成している。鉄輪式鉄道では、フランスのTGV(時速574キロ)、中国の和諧号(時速487キロ)、そして日本の新幹線(時速443キロ)に次いで、世界で4番目の速さだ。

「一般走行速度の370キロで走れば、ソウルから釜山まで1時間30分台での移動が可能だ」

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