“とんでもない速さ”目指す韓国版新幹線 それ必要?在来線走って大丈夫か? (5/5ページ)

2014.11.22 17:15

韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)

韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)【拡大】

  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。また試験走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(ユーチューブより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)
  • 韓国の次世代高速鉄道「ヘム」。まだテスト走行段階だが、最高速度はすでに421キロを達成している(韓国・国土交通部ホームページより)

 さすがに、この評価には韓国国内でも「誇張・歪曲(わいきょく)がみられる」(国土海洋部)といった批判が出ている。

 KTXの汚名をそそごうと韓国政府が開発を急ぐヘム。課題の安全性を確保するため、ここは一つ、「乗車中の旅客の死亡事故ゼロ」を50年間続ける、日本の新幹線システムを参考にしてはと思ったりもするのだが、それも無理な相談のようだ。

 なぜなら、韓国の高速鉄道はKTXの開発段階から、仏TGVのシステムを採用しており、今さら新幹線のシステムを導入することは不可能らしい。そもそも、TGVはヨーロッパの起伏の少ない地形を前提としており、起伏が激しく湿度も高い韓国の風土には不向きだと指摘されているのだが…。

 一説には、韓国政府の「反日政策」が新幹線システムの導入を拒んだとも伝えられる。だとしたら、自業自得というほかない。

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