JR西日本は28日、北陸新幹線(長野-金沢間)開業に合わせ、大阪と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」をリニューアルすると発表した。今年秋ごろから順次実施。JR西は「新たに生まれ変わったサンダーバードが、北陸に向けて“発進”します」とアピールしている。
リニューアルされるのはサンダーバードで使用している681系と683系車両。JR西の在来線で初めてグリーン車と普通車の身体障害者対応トイレに温水洗浄便座を導入。グリーン車内インテリアも落ち着きのあるデザインに変更する。グリーン車の全席と普通車の一部座席に電源コンセントも設置する。
車両外観も大きな窓を強調したデザインに変更し、雷と関連する想像上の巨鳥「サンダーバード」をモチーフにしたシンボルマークを車体にあしらうという。