米国モデル開発も
レノボグループの調達力と日本ならではのきめ細やかな製造やサービスを掛け合わせることで、国内シェアや顧客満足度を引き上げる狙い。日本生産については、国内だけでなく海外からも注目を集めており、その引き合いに答えるべく、現在準備を進めている。
ThinkPadラインの追加は、特に問題なく実現できたと言い、実際、組み立て担当者はNECパーソナルコンピュータ製品とThinkPadで担当は区別されておらず、製造状況に応じて、柔軟に両方に対処する。
取り扱い機種や生産数も順次拡大していく。ノートおよびデスクトップの主要機種のほかx86サーバーの「System x」の生産も検討している。
また、米沢事業場では製造だけでなく、PC製品の開発も行なっているのだが、そのウチの一つである「LaVie Hybrid Zero」は米ラスベガスで1月に開催された世界最大級の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で評価が非常に高かったため、米国向けモデルの製造も進めている。(インプレスウオッチ)