株主総会後の記者会見で笑顔を見せる、大塚家具の大塚久美子社長=27日午後、東京都江東区【拡大】
大塚家具の大塚久美子社長は、27日の株主総会後に記者会見を開き、冒頭、「今日から名実ともに新経営体制で業務に取り組む」と、社長続投に際しての抱負を語った。さらに、一連の騒動の反省から「新生大塚家具の経営陣全員の考えとして、おわびとして何らかのセールを行いたいと思っている」とし、顧客からの信頼回復を本格化させる考えを示した。また、記者との質疑応答では、一般株主の8割近くから信任を得たことを強調した。一問一答は以下の通り。
--株主に支持された
「会社が提案した取締役や監査役の選任では、約61%の賛成を得た。勝久氏や資産管理会社など大塚家関連の票を除き、一般株主の80%近くが賛成した。それだけの期待をいただいたことに重い責任を感じている」
--接戦が予想されていたが、どこが支持につながったか
「真(しん)摯(し)に大塚家具の将来を説明してきたことが理解いただけたと考えている」
--勝久氏を支持した社員もいる。全社一丸となれるか
「社員も葛藤があり、異常な事態の中で取った行動だ。社長のためでも会長のためでもなく、顧客のために働く気持ちが大事で、そうできると信じている」
--親子の和解を勧める意見が多かったが
「株主から意見が多かったので、真摯に受け止めて努力を続けていきたいと思う。会社と株主(勝久氏)の関係は引き続きあるし、過去も努力してきたので、これからも続けていく」