大塚家具お家騒動、難しい後継者選び 泥仕合…企業イメージ毀損否めず (2/4ページ)

2015.3.28 06:46

取締役選任で獲得した議決権の比率

取締役選任で獲得した議決権の比率【拡大】

 争いは今後も続く可能性がある。勝久氏はフジサンケイビジネスアイのインタビューで「今回負けても次の総会で株主提案をしていく」と明言。久美子社長は「安定化のための施策をとる」とする。勝久氏の持ち株比率を下げるため、第三者割当増資などを打ち出すとみられる。

 ただ、争いが長期化すれば、既存店売上高のマイナスが続く苦境をさらに悪化しかねない。また、増資は株式を希薄化させ、既存株主の利益を損なう。

 大塚家具をめぐるお家騒動の発端は、会長に退いていた勝久氏が昨年7月に久美子社長を解任し、社長に復帰したことだ。SMBCフレンド調査センターの田中俊上席主任研究員は「創業者トップからの後継者への事業継承が難しいことを、改めて浮き彫りにした」と指摘する。

創業者はゼロから会社を作り上げた自負があり…

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