サントリーが社内に「大学」開校　「やってみなはれ」など理念や精神を伝承、ビジネス教育も

　サントリーホールディングスは３１日、グループ内教育機関「サントリー大学」を４月１日に開校すると発表した。人材開発や研修を強化していく。学長には新浪剛史社長がつく。

　これまで行ってきた人材開発教育を改めて体系化する。全グループ社員を対象にした企業理念の「やってみなはれ」や「利益三分主義」といった創業精神の浸透を図る「理念学部」も開設。佐治信忠会長や鳥井信吾副会長らが登壇するプログラムを用意する。

　このほか国内外の管理職層を対象に、より高いビジネスレベルを研修する「経営共創学部」では、優秀な社員の短期留学も予定している。