背水サムスン 新型スマホ発売発表 五輪スポンサー「東京」見据え (2/2ページ)

2015.4.8 21:38

韓国サムスン電子の「ギャラクシーS6エッジ」=8日午後、東京都中央区

韓国サムスン電子の「ギャラクシーS6エッジ」=8日午後、東京都中央区【拡大】

 サムスンがアップルへの対抗心をむき出しにするのは、昨年10~12月期のスマホ世界販売台数でアップルに抜かれ2位に転落したからだけではない。日本ではアップルに完全に水をあけられているためだ。

 IDCジャパンによると昨年の国内スマホ市場のシェアは、アップルが約6割を占めた。対するサムスンはその10分の1以下だ。携帯各社がアイフォーンを「実質0円」で販売するなかで、不利な競争を強いられた面もある。

 サムスン電子ジャパンの石井圭介専務は、日本市場について「最重点エリアと位置づけ、販促費や広告宣伝費など、多大な投資を行う」と強調する。携帯販売店に専門のコーナーを設置するほか、説明員も数倍に増やしたという。

 サムスンが日本市場にこだわるもう一つの理由が2020年の東京五輪だ。サムスンは最高位の五輪スポンサーだけに、石井専務は「今のようなシェアで開催を迎えることはできない」といい、スマホに端を発した業績不振からの脱却を急ぐ。

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