サントリー食品インターナショナルは17日、新発売したばかりの「サントリー南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」の出荷を一時中止すると発表した。14日に発売したが、出荷量が想定を上回り、生産が追いつかないため。具体的な再開時期は決まっていないが、夏場の最盛期には再開させたいとしている。
同社によると、ヨーグリーナは4月中に120万ケースを出荷する計画となっていたが、実際の注文が計画を上回った。「月間190万ケース程度の需要予測が必要だった」(大塚徳明執行役員)という。こういった状況の中で、安定的な供給ができないとし、出荷の中止を決めた。
今月に入り、レモンジーナに続き2回目の出荷休止。「ネットの普及で、従来の手法の需要予測では対応できない」(同)ということが背景にある。