2015年3月期連結決算を発表するスズキの鈴木修会長兼社長=11日午後、東京都千代田区【拡大】
暦年でスズキに奪われた首位を、年度で奪還したダイハツも、営業利益は24・6%減の1106億円で、6年ぶりの減益だった。海外販売は、アジアなどの新興国に軸足を置いたことが影響した。ダイハツは主戦場のインドネシアでの販売が落ち込み、業績を押し下げた。
同様にスズキもインドでは販売が増加したが、タイやインドネシアなど東南アジアでは業績が低迷した。
自動車大手は過去最高益が相次ぐなかで、軽の2強は苦戦が際立つ。28年3月期連結業績予想ではスズキが営業利益で5・9%増の1900億円と増益を見込む一方、ダイハツは9・6%減の1000億円と2年連続の減益見通しだ。
4月の軽自動車税引き上げが逆風となり、28年3月期も「厳しい環境」(ダイハツの三井正則社長)が続くとの見方が強い。