石油元売り大手3社の2015年3月期連結決算が12日、出そろった。昨秋以降の急激な原油安で在庫評価損が合計で約6500億円まで膨らんだことが響き、3社とも最終赤字に転落した。
ただ、16年3月期は原油価格が持ち直し評価損が解消することから、いずれも最終黒字を確保するとみている。
3社のうち、最後となる12日に発表されたコスモ石油の連結決算は、在庫評価損が1161億円に膨らみ、13年3月期以来、2年ぶりの最終赤字となった。
16年3月期は評価損がゼロとなり、210億円の最終黒字になるとみている。
■石油元売り大手3社の2015年3月期連結決算(売上高/営業損益/最終損益)
JXホールディングス
10兆8824(▲12.3)/▲2188( - )/▲2772( - )
出光興産
4兆6297( ▲8.0)/▲1047( - )/▲1379( - )
コスモ石油
3兆358(▲14.2)/ ▲384( - )/ ▲777( - )
※単位:億円。カッコ内は前期比増減率%、-は比較できず。▲はマイナスまたは赤字