お中元商戦が本格的に始まった。株高や賃上げの浸透をにらみ、百貨店やスーパーは高額品を拡充したり、拡大するインターネット通販への対応を強化するなど、あの手この手で顧客を取り込もうと知恵を絞っている。
東武百貨店池袋本店は18日、昨年より11日早く「お中元ギフトセンター」を開設した。「昨年の消費税増税後、質のよい高額商品か、値頃な低価格品を求める二極化の傾向が強まっている」(担当者)として、1万円以上の高額商品の数を6%増やす一方で、4000円台のお手頃価格の品目も5%増やして需要の取り込みを狙う。
丁寧な説明など顧客対応を強化するのは、そごう・西武。西武池袋本店では22日の売り場開設を前に、販売スタッフを集め、「お茶」を使用したジェラートやロースハムなど注目商品の説明会と試食会を初めて実施した。従業員が実際に味を確かめることで顧客に対する商品説明のレベルを上げ、販売増につなげる。