【視点】爆買い外国人もターゲットか 伊勢丹に出現したアップルウオッチ専門店 (1/4ページ)

2015.5.19 05:00

4月10日に伊勢丹新宿店1階にオープンした「アップルウオッチ」の専門売り場。店内でも一等地というロケーション=東京・新宿

4月10日に伊勢丹新宿店1階にオープンした「アップルウオッチ」の専門売り場。店内でも一等地というロケーション=東京・新宿【拡大】

 何かと話題の「アップルウオッチ」。この4月の発売に合わせて、専門売り場が伊勢丹新宿店の本館1階に忽然(こつぜん)と姿を現した。オープン当初は入れない、試着できないと騒ぎになっていたが、さすがに5月の大型連休を過ぎると、普通の込み具合になっていた。好機とばかりに入り、試着しながら、ゆっくり間近に見て、触ってみた。

 税別128万円からという最高価格の「同 エディション」は、まぎれもない高級腕時計の輝きを放つ。カバーが堅く特殊加工された18金で、表示面はサファイアで保護されている。でも素材や部品などがちょっとずつ違うとはいえ、標準型(税別6万6800円から)も決して見劣りしない。違いがないなら、壊す心配がないようにと、標準型であれこれ試してみた。

 普通の腕時計として使うときの文字盤の動画・画像の多彩さ、マグネットによるサイズフリーのリストバンドなど、本来の時計メーカーが先に商品化すべき便利さだが、どこもやっていないから「さすがアップル」という話になる。

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