関電の止まらない“地盤沈下” ライバル包囲網、変化に対して腰重く (3/4ページ)

2015.6.7 07:03

電気料金の再値上げについて記者会見する関西電力の八木誠社長(中央)=大阪市北区(寺口純平撮影)

電気料金の再値上げについて記者会見する関西電力の八木誠社長(中央)=大阪市北区(寺口純平撮影)【拡大】

 ただ、原発事故と電力自由化でそうはいかなくなり、変化を求められている。そうした中、東京電力は通信事業者やポイントカード運営会社との提携に乗り出すなど、かつての電力会社らしくないフットワークの良さをみせる。

 しかし、関電の腰は重い。再値上げや原発再稼働など許認可手続きに追われ、積極策を打ち出す余裕がないのか。あるいは、許認可さえ得られれば安定を取り戻せる、と考えているのか。

 火の車に包囲網

 関電の八木誠社長は、東電福島第1原発事故後の平成23年4月に電気事業連合会会長に就いてから4年が経過。近く会長を降りるのではないかとささやかれている。これまで電事連会長は2、3年程度で交代することが多かったからだが、関電の経営は今、火の車になっていることも見逃せない。

 27年3月期に1438億円の最終赤字を計上。28年3月期も赤字になる可能性は高い。そうなれば5期連続の赤字で、債務超過に陥る恐れもある。電事連のために東京にスタッフを多数派遣し、ロビー活動に精を出している場合ではない。

次期会長は誰か。東電の広瀬直己社長は…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。