ミャンマー・ネピドーで4月に実施した第1弾のセミナー【拡大】
現地金融機関の審査能力が向上すれば、地元中小企業の信用状況を把握しやすくなる。経営の質を向上させようとする動きが顕在化することも間違いない。結果として日系企業がミャンマーに進出する際、現地の中小企業と取引しやすくなると日本公庫はみている。
ベトナム、マレーシア、ラオスに対する技術協力では、融資審査のあり方を中心に営業戦略や人材育成、創業支援といった多岐にわたる課題について、日本と現地でセミナーや協議を実施してきた。
効果は顕著で、例えばラオス開発銀行への技術協力ではサービス力向上につながり、融資実績は金額ベースで1.7倍に拡大したという。
日本公庫は、中小企業や小規模事業者を対象にした「海外展開資金」制度を提供しており、2014年度の融資件数は前年度比23%増の1116社と過去最高を更新。海外への技術協力は、こうした融資が増加するとみている。