トヨタ自動車東京本社の外観=18日午後、東京都文京区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】
対外的な「顔」として迎えたハンプ容疑者が逮捕されるという事態に見舞われたトヨタ自動車。東京都文京区後楽の同社東京本社前には、逮捕の一報が入った午後7時過ぎから報道陣が集まり始めた。帰宅する社員らは一様に「何も知らないので」「取材はちょっと」と足早に立ち去っていった。
地上19階建ての本社ビルは深夜になっても、半数近くのフロアに明かりがともり続けていた。広報部門のトップが不在となり、広報担当者は「記者会見の場所も時間も全く決まっていない。そもそも会見を開くのかも未定です」と混乱した様子だった。
ハンプ容疑者は米国でも広報部門を長く経験。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)や飲料大手のペプシコを経て、2012年にトヨタ米国法人に迎えられた。
大手企業の経営陣が薬物事件で逮捕されたケースとしては、平成19年の文具メーカー「トンボ鉛筆」会長(当時)=覚せい剤取締法違反容疑=や17年の不動産販売「ダイナシティ」社長(同)=同、5年の出版社「角川書店」社長(同)=麻薬取締法違反容疑=などがある。