NTT東日本が開いたマイナンバー制度に関するセミナー。多くの参加者が詰めかけた=5月、さいたま市【拡大】
東京都内の設備関連会社の総務担当役員は「東京のセミナーが満員だったので、さいたま市で受講したが、情報管理の重要性が実感できた」と話す一方、「大変なのはこれからで、必要なサービスの導入を検討したい」と表情を引き締めた。
NTT東日本がマイナンバー関連のニーズを見越し、無料セミナーを始めたのは4月中旬だ。首都圏を中心に5月末までに合わせて20回開き、延べ900人程度が参加した。参加には事前予約が必要なものの、多くが開催日前に定員に達する。当日の出席率も高く、「相談会を活用する人も多い」という。
いまだ会場満席
マイナンバー関連の無料セミナーはシステム会社なども積極的に取り組んでいる。中小企業向けのセキュリティーソリューションを販売するキヤノンシステムアンドサポート(東京)は、社労士を講師に招いたセミナーを開催。同社の担当者は「制度変更に関するセミナーは開始から3カ月程度で関心が薄れることが一般的だが、マイナンバーの場合は日増しに関心が高まっている」と話す。
親会社のキヤノンマーケティングジャパンは6月9日、グループ各社が連携してマイナンバーの対応に取り組むことを発表。キヤノンシステムアンドサポートは「グループの一員として、マイナンバー対策の需要に応じていく」と意気込む。