スズキの定時株主総会が26日、浜松市中区で開かれ、独フォルクスワーゲン(VW)との提携解消問題について、鈴木修会長兼社長が「諸手続はすべて完了している。判決に長い時間がかかっているのに困惑しているが、結論が出次第開示させていただく」と述べたが、結論の時期については言及しなかった。関係者によると、昨年中にすでに結審済みという。
一方、10年後の自動車産業の在り方についての株主からの質問に対して、先行開発を担当する青山市三専務役員が「燃料電池車については、二輪で先行研究しており、将来的には四輪も展開したい」と意欲を示した。スズキは平成23年に北九州市内で燃料電池スクーターの公道走行実験を実施するなど、燃料電池二輪車の開発を進めている。
シェアトップのインド四輪市場についても株主から質問があり、帰国中の鮎川堅一マルチスズキインディア社長が「インドナンバーワンメーカーとして200万台の生産・販売を目指す。今年度は日本円で1兆円の売り上げを目指す」と目標を述べた。マルチスズキは前年度117万台を販売、連結売上高は4929億ルピー(約8922億円)だった。