りそな銀行の来店者情報がネット上に投稿され、窓口にも批判が寄せられている=東京都内【拡大】
ほかにも大倉さんの住所や西島さんの免許証コピーを入手したなどと書き込まれており、りそな銀は従業員から事情を聴くなど事実関係を調査中だ。
ネット上では「銀行業としては、致命的」「個人情報持ち帰れるって体制がおかしい」「解約してくる」などと批判で炎上する騒ぎになった。りそな銀はクレームや口座解約などの件数は「集計中」として明らかにしていないが、「銀行や社員に厳しい意見が寄せられている」(広報担当者)という。
りそな銀が謝罪文で「金融機関としてあってはならないこと」と書いたように個人情報の取り扱いは、どの金融機関も内規を定め神経をとがらせる問題だ。例えば、銀行では定期的に内部監査で持ち物を確認したり、行員に1週間程度の休暇を取らせる間に他の行員が業務を担当して不正がないかチェックしたりするのが一般的だ。
保険業界では個人情報を取り扱う事務職員は、執務エリアへの持ち込みはビニールバッグに限定して書類の持ち出しを防止する会社もある。営業職員の端末から個人情報にアクセスする場合、記録は端末に残らない仕組みもある。