米ジョージア大学から芝の国内販売権を取得したチュウブの大田英二社長(右から3人目)【拡大】
芝生の生産・販売を手がけるチュウブ(東京都中央区)は、米ジョージア大学が開発したバミューダーグラスの品種「ティフグランド」と「ティフスポーツ」について、日本での生産・販売と、中国を除く東南アジアでの販売権を取得したことを明らかにした。従来のものより、高密度かつ低コストで管理ができ耐寒性にも優れている。また、ティフグランドは60~70%の日光で従来のものと同様な生育が可能。2020年の東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場や19年のラグビー・ワールドカップ(W杯)の会場など大型プロジェクトがめじろ押しで、競争力のある両品種を前面に押し出し、採用を目指す。
「サッカーなどスポーツ用の芝生が、より高い質のものを求めているニーズに応えるため、世界最高水準の品質を持つ芝生を日本でも広めたいと考えた」。チュウブの大田英二社長は、ティフスポーツとティフグランドの国内での生産・販売権の取得に踏み切った理由をこう話す。
ティフグランドは、80年の歴史を持つティフシリーズの育種開発の中で、ジョージア大学で開発された最も新しいティフシリーズの登録新品種。従来品の60~70%の遮光条件下でも生育が可能。「最近増えている屋根付きの競技場でも、芝生の管理がしやすい」(大田社長)のが特徴だ。