販売額5年で6倍
こうじを発酵させたり、酒かすに砂糖を加えたりして造られる甘酒。汗で失われる塩分やエネルギー源になる糖分のバランスがとれていて、美容にも良いと強調する。同社のまとめでは、5~8月の国内全体の甘酒販売額は、09年から昨年までの5年間で約6倍に拡大した。
今年は毎日飲む人向けに、1リットル入りパックを定番商品に追加。「土用の丑の日などにキャンペーンを展開し、春夏の売り上げは前年同期比20%増を目指す」と菓子食品マーケティング部の長谷美保さんは意気込む。
酒造大手の大関は2年前、6~8月限定の瓶カップ入り「冷涼甘酒」を通年商品に加えて売り出した。兵庫県・赤穂産の塩や、しょうが、蜂蜜を使い、さらりとした味わい。今年は発売を3月に早め「売り上げは大幅増の勢い」(広報担当者)だ。
名古屋市の酒造会社の盛田はパウチ入りの「忠勇 ロックで飲む無加糖あまざけ」を2月に発売。グラスに氷を入れて注ぎ、氷が溶けたころが冷たさ、濃さとも良い飲み加減という。