ダイエー、生き残りへ原点回帰 食品特化した新業態店でイオンとすみ分け (2/4ページ)

2015.7.9 06:29

改装後のダイエー赤羽店の店内。衣料品売り場があった2階にはカフェが設けられた=6月20日、東京都北区

改装後のダイエー赤羽店の店内。衣料品売り場があった2階にはカフェが設けられた=6月20日、東京都北区【拡大】

 このため、生まれ変わった赤羽店では、食を軸に若年層も来店しやすい店舗づくりを心掛けた。1階は少量の総菜や品質の高い食材を中心に、1人暮らしの若者だけでなくシニア層も買いやすい商品をふんだんにそろえた。2階はワインや日本酒を豊富にラインアップした酒類専門店のほか、料理教室などのイベントスペース、カフェなどに一新。3階では必要最低限の衣料品や雑貨を当面扱うが、将来的には全フロアを食分野に特化させることも視野に入れる。

 原点に立ち返る

 1957年の設立後、ダイエーは食品を軸に成長を続け、80年には小売業で初めて売上高が1兆円を超えた。しかし、バブル景気前後の過剰投資が響き、収益は急速に悪化。2004年から産業再生機構の支援の下で経営再建が進められた。その後の丸紅やイオンとの提携を経て、今年1月にはイオンの完全子会社となった。

 ダイエーが食品中心のスーパーという原点に立ち返ることになったのは、イオンの意向が大きい。GMSを中心とするイオンの店舗とすみ分けを図るには、強みを持つ食品への特化が欠かせないと判断したわけだ。

「Daiei」屋号に執着せず

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