ホットヨガやプライベートジムなどスポーツクラブの業態が多様化するなか、既存の総合型クラブの新規顧客獲得競争は厳しさを増している。例えば、新規顧客を取り込むために、例えば1万円の月会費をはじめの6ヶ月間タダにする。
だが客は7カ月目になると入会しないで離れてしまい、他のクラブの特典を探して移ってしまう。熟れたサクランボだけ摘む“チェリーピッカー”があちこちのクラブをぐるぐる回っているだけだという指摘もある。他社は「コナミが新料金で新規顧客をさらってしまうのではないか」と危惧している。
土台スカスカの会員構成
コナミ側にも言い分はある。会員のうちシニアは日中、働き盛りのミドルは仕事帰りと利用できる時間帯が限られる。自宅近くの店に入会したはいいが、帰りが遅くなると店の営業時間内に通うことができない。店単位で入会し、月会費を払うこれまでの料金体系だと割高感が生じる。やがて顧客満足度が落ち、ついには退会してしまう。とくに20代の若年層の会員離れが顕著だった。