コナミにはスイミングスクールに通うゼロ歳児から90代の最高齢まで全国に数十万人の会員が在籍しているが、高齢化の加速で会員の年齢層が次第に上がっている。
半面、将来の経営基盤を担う若年層の会員が薄い。土台がスカスカで頭でっかちなのは日本の人口ピラミッドだけではない。総合型スポーツクラブの会員構成も同じで「今までと同じことをやっていればじり貧になっていく」(本間成幸広報室長)のは自明だった。
3000円台から通えて、自宅付近の店以外に職場近くの店や出張先でも運動できる新料金プランは、若い人でも無理なく無駄なく続けられる。新規入会者は導入前より1割増え、会員の継続率も1~2%改善した。
客単価が落ちたため、売上げも下がったが、「顧客基盤は長期的に改善されていくと思います」と本間さん。総合スポーツクラブ最大手の会員底上げ作戦は、ひとまず成功しているようだ。