ロンドンで開催された「フォーミュラE」の今季最終戦で爆走するネルソン・ピケJr.選手のマシン。レース界のサラブレッドである彼が総合優勝に輝き、レースを盛り上げたが、爆音も出さず環境に優しい電気自動車(EV)が爆走する市街地公道レースは、本家フォーミュラ1(F1)を追い抜く人気を獲得しそうだ=2015年6月28日、英国(AP)【拡大】
レッドカーペットにトヨタのプリウスで駆けつけるなど、環境問題に熱心なことで知られるディカプリオさんが、フォーミュラEの理念に共感し、チーム創設に力を貸したそうです。このように、これまでモータースポーツに興味はないが、環境問題や自然保護に熱心な大富豪や、エコビジネスへの投資を考える先端企業などがさまざまな形でバックアップすることが考えられます。
そして日本でも、自民党が6月、フォーミュラEやF1のモナコ・グランプリのような市街地の公道を走るレースの円滑開催に向け「自動車モータースポーツの振興に関する法律案」を承認しました。今国会での成立をめざしており、成立すれば日本でもフォーミュラEが開催される可能性が出てくるといいます。
もっとも、フェラーリやランボルギーニはもちろん、あのハーレーダビッドソンまで爆音がしない電気のエンジンを搭載した製品を手がける時代ですから、そのうちF1のレースからも爆音が消えるのではないでしょうか…。(岡田敏一)
【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部などを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。