東芝は20日、会計問題を調査してきた第三者委員会の報告書の概要を公表した。報告書では、平成21年3月期から26年4~12月期で計1518億円の税引き前利益を水増ししていたと指摘した。ポイントは次の通り。
▽平成21年3月期から26年4-12月期の間に1518億円の利益を水増し
▽歴代3社長が「チャレンジ」と称して利益の上積みを強く求めていたと認定
▽不適切な会計処理は経営トップの関与に基づいて同時並行的かつ組織的に実行、継続。経営判断として行われた
▽上司の意向に逆らえない企業風土が存在し、取締役会や監査委員会など内部統制機能も働いていなかった
▽取締役、執行役は役割に応じた責任を自覚し、人事上の措置が必要。関与した部長職以上も検証の上、懲戒など人事上の処分が望ましいと提言